OpenOffice.org/Base/Study †OpenOffice.orgについてのメモ。Baseの初心者向けのセミナードキュメントを作成する試みですが、書きかけですのでご注意。 基本講座 †2時間コース Baseの基礎知識(20分) †最初にデータベース及びOpenOffice.org Base(以下、Base)に関する基礎的な知識を学びます。注意すべき点は、Baseはデータベースのフロントエンドに機能を絞ったアプリケーションであって、データベース自体の機能は持っていないということです。この点は、同様の製品であるMicrosoft Access(以下、Access)と異なる点です。 Baseは、後述するHSQLDBを標準データベースとして使用します。このときだけ、AccessのMDBファイルのように、拡張子がODBとなるひとつのファイルにテーブル、フォーム、クエリー、レポートを格納することができます。しかし、Accessのような複数ユーザーで共有が可能なデータベース機能を持たないため、ODBファイルへのアクセスは、必ずひとりのユーザーが独占してしまいます。この点は注意してください。 ただし、フロントエンドの利点としては、目的に応じてデータベースを手軽に切り替えることができるということです。Windows環境では、AccessのMDBファイルも限定的ながら扱えますし、大規模なデータベースへの移行も考慮された設計になっています。
データベースの登録(10分) †それでは、具体的なBaseの操作を学びます。 まずは、Baseにデータベースを登録してみましょう。ここで、データベースの「作成」ではなく「登録」と呼んでいることに注意してください。基礎知識で学んだように、Baseはデータベースのフロントエンドですので、既存のデータベースを登録することから始めることになるわけです。実際には、言葉の使い分けに過ぎませんが、頭のどこかに"Baseはデータベースのフロントエンドである"という概念を置いておいてください。また、Writer、Calcからデータベースを操作する場合や配布されたBaseファイルを利用する際には、「登録」という考え方が必要になります。この件は、後で学びます。 データベースの登録は、データベースウィザードを利用します。通常はOSのプログラムメニューから[OpenOffice.org Base]を選べば、データベースウィザードが起動します。すでに何らかのOpenOffice.orgアプリケーションが起動している場合は、ファイルメニューから[新規作成]−[データベース]、または標準バー左のOpenOffice.orgボタン右の三角マークをクリックして[データベース]を選びます。 OSのプログラムメニュー画面 OpenOffice.orgからBaseを起動する
では、実際にデータベースを登録してみてください。保存の際のファイル名は「database1」としてください。OpenOffice.org Baseの新しいデータベース「database1」が表示されれば完了です。
テーブルの作成(10分) †SQL Server、MySQLなどの本格的なデータベースでは、管理者があらかじめテーブルを作成していることが多いと思いますが、標準データベースのHSQLDBを登録して作成されたBaseファイルには、テーブルがありません。まずはテーブルを作成することからはじめないといけません。 さて、そのテーブルですが、データベースではテーブルの設計次第で管理が容易になったり、処理能力に差が出たりします。その分、奥が深く、勉強が必要な部分です。また、フィールドには、格納するデータの種類によってテキスト型、数値型など、どのようなデータ型にするのかも決定しなければなりません。この点も、初心者には難しいところです。そこでBaseでは、テーブルウィザードにサンプルテーブル(個人用15種類、社用22種類)を用意し、その中から選択できるようになっているので、誰もが簡単にデータベースの世界へ足を踏み入れるができます。このあたりは、Accessと同様、初心者を意識したソフト設計になっています。実際にテーブルウィザードを操作しながら、使い方を学びましょう。
フォームの作成(20分) †データベースでは、データを入力する際、テーブルではなく、通常はフォームという入力専用にデザインされた画面を用います。用途に応じて、表計算ソフトのようなテーブル形式やカード型データベースのような単票形式を選べます。 Baseでは、誰もが簡単な操作でフォームを作成できるようフォームウィザードが用意されています。実際にフォームウィザードを操作しながら、使い方を学びましょう。
これでフォームウィザードが終了しました。自動的に作成されたフォームが表示されます。
クエリーの利用方法(20分) †クエリーは、既存のデータベースに接続して必要なデータを検索、抽出、収集したり、計算する機能です。クエリーは、通常はSQLで記述しますが、Baseならウィザードを使って簡単に作成することができます。実際にクエリーウィザードを操作しながら、使い方を学びましょう。
これでクエリーウィザードが終了しました。「カード送付」フィールドの値「1」で抽出された「住所」テーブルのレコード一覧が表示されたでしょうか。
レポートの作成(20分) †データをハードディスクに溜め込むだけでは、データベースを活用しているとは言えません。印刷物やWebなどでデータを生かしたレポートを公開することも重要です。 Baseのデータを利用した差込印刷も可能ですが、Baseではウィザードを使えば簡単に行えます。また、フィールドのグループ化なども可能なので、いろいろな目的に応じたレポートを作成できます。実際にレポートウィザードを操作しながら、使い方を学びましょう。
これでレポートウィザードが終了しました。自動的にレポートが表示されます。 Writer、Calcとの連携(20分) †データベースをWriterやCalcなどから参照できたり、文章や表計算へデータを挿入できるのが、オフィススィートらしい点です。そのためには、OpenOffice.org 1.0から備わっているデータソース機能を利用します。 基本編の最後に、OpenOffic.org全体のデータベースとのかかわりを学びましょう。
応用講座 †1時間コース テーブル作成の応用(15分) †実用的なフォームのデザイン(15分) †クエリーの様々な機能(15分) †レポートの編集方法(15分) †更新履歴 † |